コロナ禍が終息して、リアルな世界も活動が戻り始めた2023。
ヨガとトライアスロンにほとんどの時間を費やしておりました。
あとはSNSにも時間を使っていたような気がします。
見てくれている人の気持ちがザワザワしない、ほっとする写真や画像を日常生活の中で撮ってアップしていました。
でもふと思ったのは
SNSの世界線がさらに「標準化」されてきた気がします。
知人とはよくSNSは承認欲求の塊かという議論をします。
確かにそうだなとも思うと同時に、そうではない使い方もあるのでは、なんて模索していました。
確かにSNSはビジネスや出会いの場としての利用方法として相性がいい。
ではそれ以外はどうなんだろう。
私はコロナ禍の時と変わらずにInstagramでみんなが穏やかな気持ちになる写真を載せる、
という目標を設定して投稿し続けた1年でした。
世間では
「X」はつぶやきや宣伝などを、
「tiktok」は若い層に人気で、面白い動画を流し、
「instagram」は宣伝もしくは出会い用に利用することが加速している気がしています。
「facebook」は正直もう私はほぼ開けません。
そして次々にゾロ品が世に出てきましたが、もう興味すら湧かなくなっていました。
使い方や使い分けまでみんな同じ傾向が特に日本人は強いのでは、なんて思ったりもしていました。
このアプリの賢い使い方は、個人アカウントは映え用で、ビジネスアカウントはマーケティング用！
ストーリーズは今の出来事！！
興味をそそる画像を出して、そこから先は有料で！！！！！
これならフォロワーが増える！！！ビジネスが上手くいく！！！
とか。
訳のわからん自称コンサルが広めた説がマジョリティとなると、それがスタンダードでないとおかしい。
という世界線がおかしいなと思っている次第です。
そう、これってどこの世界でも同じ理論。必ず発現するものですよね。
データをとらなくても人間の集団行動のエビデンスがわかりやすくここにも示されています。
自分の会社の商品やコンテンツや何かをアピールするには確かにSNSは最高の場所。
自分自身が商品の人もそうかもしれない。
なのに
宣伝ばかりのインスタなんて正直面白くないから見る気がしないのは私だけでしょうか。
確かに、見やすくて、わかりやすくて、知りたい情報がすぐ手に入るなら
情報を送る側も載せがいがあります。見てもらってなんぼですものね。
でもそんな簡単に手に入って理解しやすい情報って。。。
そしてそこに飛びついてくる次なるビジネス。
広大なビジネス畑。盛り放題。
なんだか、リアル科ホッコリ属は住みにくい世界かもしれない。
ちゃんとした畑で太陽の光を浴びて光合成しながら水を吸い上げて育ったものしか消化できなくなってきました。
コロナ禍で疲れていても、世界で驚くような出来事があっても、
みんなが見てほっこりして落ち着くもの
それをアップし続けた４年間。
心を揺さぶりすぎない、明日には忘れている、それくらいでいいの。
使い方も自由。そう、自由。目的も自由なんです。
こんな感じで今までInstagram楽しんでいたのですが、もうコロナも終息してほっこりは必要ないかな。
リアルに勝るものはない。
せっかくのSNS世界線も私にとっては魅力的ではない方向に進んでしまっているので、2024からアップする頻度を減らそうかなと思っています。
そんな話で締めくくる2023年ですが、今年もたくさんの皆様にお世話になりました。
心より御礼申し上げます。
2024年も皆様に平和と安全と健康がありますように。
どうぞよいお年をお迎えください。
